2012年03月28日|
こんにちわ、もしくはこんばんわ。エシェルドールです!!
今回は和の装いについてご紹介したいと思います。
こちらは白無垢に鹿野子柄のひった掛下を合わせました。
小物にはアクセントで真っ赤をチョイスし、厳粛な雰囲気にも暖かい赤の映えるコーディネートです。
昨今は洋髪をされる花嫁様の増えていますが、頭に飾る挿花にも、赤や緑をもってくることが出来ます!
こちらは、色打掛「重ね松」です。
打掛自身は、襟元が濃い赤と金でスッキリとしたデザインですのでカッコいいイメージの和装なのですが、先程の掛下を合わせることにより、赤と金の強い印象を和らげ、少し優しい印象になります。
また、少し覗く小物セットには、鶴や桜の刺繍入りのものを使用しており、色打掛との統一感も感じられます。
全体の姿はコチラです。
全体で見ても、堂々とした打掛の鶴と小物の一体感が出ますよね。
続いて、レトロな雰囲気が魅力の「白地 花車」です!!
その名の通り白地なのですが、実際はベージュに近いお色目で、全体的に花車の柄と、実はゴールドで鶴のシルエットが浮かび上がるお洒落な色打掛です。
裏地が橙色の暖かい色合いで、こちらも掛下により暖かい色目を加えることで打掛を華やかに演出します。
ヘッドに淡いお色の大輪のお花をプラスすることによって、レトロな中にも洗練された可愛さを生み出します。
現代風のアレンジといえば、打掛自体が現代風のアレンジをされているものも最近は少なくありません。
こちらの「花尽」もそのひとつです。
こちらは全体にラメの散りばめられた、赤地でもキュートな色合いの打ち掛けです。このキュートさをスッキリ魅せる白地に金刺繍が鮮やかな小物を合わせたものと、ピンク色の小物でより可愛らしさを強調したコーディネートを並べてみました。
ほんの小さな違いですが、遠くから見ても雰囲気の違いに差が出ます。
同じ色打掛を選んでも、小物で印象はぐっと変わります!!ちなみにアップはこちらです。
さて、同じ現代風の和装を小物アレンジで雰囲気を変えているのがこちらの「花光琳二立鶴」です。
手描き友禅の特徴ともいえる色の鮮やかさに、小物のアレンジで雰囲気を変えています。
またヘッドアクセサリーに大きく目を引く大輪をたくさん付けて、色打掛に負けないアレンジになっています。
掛下は先程までと違い、白でスッキリまとめていますが、メリハリのあるコーディネイトにしています。
最後に、十二単にも負けない豪華さのある色打掛、「八重重ね ピンク」です。写真は連続で貼ります。
上の写真のコーディネートと、下の写真コーディネートでは合わせている小物が違います。上はピンク色を合わせているのですが、この「八重重ね」はピンク色といっても地の色目があまり甘くなく、和装の重さをしっかりと感じることの出来るデザインです。
そのため敢えてピンク色の小物で可愛らしくしたのが上のコーディネート。
下は爽やかにまとめました。
また、色打掛にブーケを合わせるのも、スタイルを華やかにするひとつの方法だと思います!!
このように、色んな小物や掛下で、同じ色打掛も着る花嫁様によって様々なコーディネートになります。
是非、自分だけの花嫁スタイルを一緒に探していきましょうね☆
今回の写真を撮る中で、髪型の違いによって普段のイメージや着る前には「私には似合わない><」と思っている色打掛が、案外「イイ!!」という印象に変わりました!!
普段は着ることが出来ない和装、一緒にオンリーワンをさがしていきましょうね☆