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伊藤羽仁衣さんインタビュー第1弾!(前編)

2013年03月04日|

スタッフブログをご覧の皆さんこんにちは!青山です!

 

 

「THE HANY」のウエディングドレスデザイナーとして知られる、伊藤羽仁衣さんが

 

 

以前ご来店いただいた際にインタビューをさせていただきました!!

 

 

注目のウエディングドレスデザイナーとして活躍する彼女の想いをたくさん伺いました。

 

 

また、30代の働く女性としてもとても素敵な考えを持っていらっしゃいました。

 

 

是非みなさん!続きより読んでみてください!すごく面白い内容になっています。

 

 

本日は前篇をお送りします!!

 

 

 

(インタビュアー:青山)

 

 

 

 

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1.今まで多くの花嫁さんのドレスを手掛けてきた羽仁衣さんですが、ドレス創りで一番大事にしていることはなんですか?

 

 

伊藤羽仁衣さん:女の子の大好きがたくさん詰まったドレスをつくりたくて、どんな時も必ず忘れないでおこうと思っていることが「かわいい」をどこかに必ず取り入れておこうということです!

 

  

日本人の女性って今は、セクシーな人も増えてきているけど、やっぱりかわいいっていう人が多いと思うんです。

 

 

子供に表現するにも、おばあちゃまにも「かわいいね」って使うと思うんです。

 

 

美しいですねって使う人って限られるけど、きれいな人にもかわいらしい人にも、「かわいいね」って素敵な意味で使えるんです!

 

 

私は、「かわいい」っていうフレーズ、雰囲気、意味が大好きだから、ドレスにも必ずエレガントさの中にもかわいらしさを取り入れようと思うんです。

 

 

“アンデルセン”なんか見ただけで「かわいい」ってゆうことが伝わる極地だと思うんですけど、たとえば“ルフィリア”とか“クレア”とかにも、どこかにかわいらしさが入っているとか、いつも女性の「大好き」とか「かわいい」のいっぱい詰まったデザインを思いながらつくっています!

 

 

 

 

 

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2.今まで10年間ドレスづくりの中で一番大変だったことはありますか?

 

 

 

羽:振り返ってみるとドレスをつくるって、デザインをおこして、素材を集めてつくろう!ってなった時に、私一人では出来なくて、パターンナーの人がいて、縫う人がいて、本当に考えてくれる人がいて、いろんな人が関わって一着のドレスが出来上がっていくんです。

 

 

その中で、やっぱり「ニュアンス」ってあるんです。

 

 

「かわいい」って一言に言っても、人によっては濃いピンクがかわいいっていう人もいるし、薄いピンクがかわいいっていう人もいるし、やっぱりいくら私の心に描いているものがあっても、チームでやることだから、その羽仁衣が出したい!表したい!ってゆう「ニュアンス」を、伝えることが難しいって思ったかな。

 

 

ドレスをつくっていくことって、足し算じゃないから、11は必ず2ってなるものじゃないので、正解がないと思うんです。

 

 

あとは、10年間デザイナーをやってきた中で、たまにデザインに迷ったりとか、いざデザインが出なかったりした時とかもあったんです。

 

 

その時に、アドバイスをいただくこともあるの。

 

 

でも、人のゆうことを聞きすぎたら、人のデザインになっちゃうし、やっぱり人の意見を聞いても自分のフィルターを通して通して通して残ったものを取り入れて羽仁衣の形をつくり出すことも大変でした。

 

 

 でも、基本的にはとても楽しくやらせて頂いています!!

 

 

だって、こんなにHAPPYな結婚式っていう場で花嫁さんに着てもらうドレスをつくっているのに、苦しんでつくったら罰が当たると思ってるんです。苦しんでつくったドレスって着たくないと思うし。

 

 

悩むこととかいろんなことがあると思うけど、基本、作る人もHAPPYじゃないとと思うんです。THE HANYのドレスって見てるだけで幸せって思ってもらえるようなドレスをつくりたいと思います。

 

 

 

 

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実は、私、あまりデザイン画にもこだわらないんです。

 

 

こうゆうのをつくります!って言っても、つくっていく過程の中で、デザイン画に書いてなくても、もしここに青色を入れてきれいなら、もしお花があってリボンがあってきれいなら入れたほうがいいと思うんです。

 

 

だから、答えがないというか、常にいいものを提案していきたい!って思ってるんです。

 

 

 

 

3.そんな羽仁衣さんの原動力はなんですか?

 

 

 羽:「HAPPY」です!

 

 

お客様に喜んでいただくこととか、出来上がったものを見て「かわいい!」って言っていただけると私もHAPPYになるんです。

 

 

1着のドレスを通していろんな人が喜んでくれたりすることが私の幸せ。

 

 

始めた時は、花嫁さんのためというよりかは、自分がつくりたくてつくってました。

 

 

こんなのがいいんじゃないかなとか。憧れから入ったんですけど、この10年間やっていて、いろんな花嫁さんや、関係者さんが見て喜んで「かわいい!」って言っていただける言葉が私にとって、原動力なんです!

 

 

次はどうやって驚かせてあげようかとか思っちゃうんです。

 

 

常務:44歳になる僕も素で出るからね。「かわいい!」と…。笑

 

 

 

 

HANY&常務.jpg

 

 

 

 

業界で、これだけドレスを見てきてるから、なかなか「かわいい」て素で出ないんだけどね。でもTHE HANYのドレスは本当にかわいい!

 

 

羽:ありがとうございます!

 

 

でも、そうゆうのって大事ですよね!女の子にとって結婚式って一生に一回の夢の大切なものだから。

 

 

お店に行って10人中10人が似合うドレスをつくっていくってゆうことよりもHANYにしかつくれないものの方が私は大事だと思ってデザインしてるんです。

 

 

 

 

後篇につづく~

 

 
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